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ごあいさつ

創立の理念

カナンの園の 基本理念

 『人間の価値は、神につくられた人間として生まれたそのことにある。』

 カナンの園では、キリストの愛を基として、全ての人がお互いの生き方を尊重しつつ助け合って生きていく社会の実現を望んでいます。

 しかし、過去から現在に至るまで、全ての人々がより良い生き方を求めているにもかかわらず、障害者といわれてきた人々は、その障害の故に多くの場合生き方を特殊化されてきたように思います。

 障害者といわれている人が、その障害といわれていることの故に特殊扱いされない社会の実現のために、カナンの園では、以下の具体的な取り組みをしようとしています。

カナンの園の 三つの願い
  1.  私たちは、ひとりひとりが神からかけがえのない生命を与えられ今生かされていることを、神に感謝しつつ歩んでいきたい。
  2.  私たちは共に生活する中で互いに支え育て合い、ひとりひとりが生きていく上で欠かせないこと大切なことを考え・創り出し・身につけ、各々の人格を高めつつ歩んでいきたい。
     そのことに向って生活の内容を豊かにし、ひとりひとりが今もてる力を十分に出し合って生活したい。
  3.  私たちは、より多くの人々と手をつなぎ合い、地域社会の一員として歩んでいきたい。

2026年度当初にあたって

理事長 齊藤芳弘
理事長 齊藤芳弘

「カナンの園」は、上記の「基本理念」と「行動指針」を掲げて、

  1. ①「カナンの園」の「基本理念」に希望を託して、「カナンの園」を利用下さっている障碍者と言われてきた方々とご家族。
  2. ②「基本理念」の基に集った、利用者を支援者する立場にある職員と役員・評議員。(=狭義の「カナンの園」)
  3. ③「基本理念」に共感し、カナンの園設立に協力、今日も引き続き支援し続けてくださっている後援者の皆様。

 以上の三者(=広義の「カナンの園」)が一体となって法人設立後の50数年の歩みを重ねてきました。

 現在理事長の立場にある私の役割は、今日も色あせることの無い「基本理念」の継承と心得ています。

 しかし、今日「基本理念」の継承が大変困難なものになっています。

 その大きな要因の一つが、職員の確保の難しさです。職員無しでは事業は成り立ちません。

 皆様ご承知の通り、「働き人の不足」は、福祉分野に限ったことでは無く、日本国全体が労働人口不足の状態にあります。

 その解決策として国を挙げて取り組まれている施策の一つが、外国籍の働き人の採用です。福祉事業者の間でもかなり前から取り組まれてきましたが、その多くは高齢者介護事業者でした。

 障碍関係の事業者で先駆的にそのことに取り組まれてこられた事業者の方から情報提供を受けていた私は、3年ほど前からその必要性を強く感じ、理事会にその必要性を訴えてきました。

 その際申し上げてきましたことは、
 「この取り組みは、単なる労働力不足解消ではありません、80年前に大きな犠牲を強いてしまった東南アジアの方々と共にカナンの園の基本理念に基づく福祉を、共に創生していきたいとの思いです。多少なりとも経済的に恵まれている今日の日本がその協働者となれればと願っています。」

 広義の「カナンの園」の皆様とこの事についても共に歩ませていただきたいと願っています。2026年度、外国籍(インドネシア)の方4名を採用しました。

 「カナンの園」の新たな歩みが始まります。皆様今後共よろしくお願い申し上げます。

カナンの園のねがい

「私達は、神につくられた大切な一人ひとりとして生かされています」
カナンの園はキリストの愛をもとに、障害者といわれる人々を中心として、全ての人が互いに尊重しつつ助け合って生きていく社会の実現をめざします。

カナンの園の三本の柱

  1. 神に感謝しつつ歩む
  2. 共に学び、共に育つ
    [施設に合った人をつくるのではなく、その人の成長の必要に応じた環境づくりをする]
  3. 連帯の輪を拡げる
    [施設づくりは、枠づくりでなく、連帯し共に育ち合う家庭・地域・社会づくり]

カナンの園の今日的使命2003

カナンの園

 カナンの園は創立30年を経過しました。今、新たな一歩を踏み出そうとしている時、改めて、カナンの園の使命を確認する作業を行ないました。

 

 私たちの働きの中心には、知的障がいを主因とした支援が必要な人達がいます。その様な人達一人ひとりの願っている暮らしを実現するためには、年齢、環境、人生経験に即応した支援が必要であると考えます。なかでも多様で重層的な支援を必要としている人達、福祉施策の狭間にいる人達、訴える声が小さい人達を大切にします。

 

 私たちは、提供するサービスの向上を目指すと共に、地域社会に働きかけ連携しつつ、一人ひとりの必要を満たしていくことを使命とし歩んでいきます。



  1. 私たちは支援を必要とする人達の求めに応えます。
  2. 私たちはすべての人が互いに尊重しあい、暮らしやすい地域社会の実現を目指します。

  • 私たちは利用者自身が望む、人生のそれぞれの段階に応じた支援を行ないます。
  • 私たちは支援度の高い人達、立場の弱い人たちを大切にします。
  • 私たちは多様な社会資源と連携協調し、援助活動を推進します。

(2003年5月制定)

カナンの園の今日的使命2012

カナンの園

 カナンの園は、2012年の法人創立40周年の節目を迎え、これまでの歩みを振り返り、カナンの園の使命を話し合う機会を持ちました。私たちは、これまでに出会った者同士が、違いを認めつつ、互いを受入れ、共に神さまから生かされている者として歩むことを願ってきました。

 私たちはカナンの園の創立の理念を基にノーマリゼーションによる社会をめざし、今後の歩みを始めることとします。



  1. 私たちは、一人ひとりの尊厳を重んじ、分け隔てのない社会の実現をめざします。
  2. 私たちは、一人ひとりの自己決定を尊重し、その願いを実現する為に自らの専門性を高め、仕えます。
  3. 私たちは、福祉を基盤とし、地域の産業、教育・研究機関、行政機関、医療機関等と連携しながら、障がいを持つ人が豊かな社会生活を送れる地域の実現をめざします。

(2012年3月制定)

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