


施設紹介
◆小さき群の里はこんなところです
1980年に入所更生施設として開設し、生活の場と労働の場を中心として支援し続けてきました。その間、社会的自立が可能な方々を一般事業所、通所施設等、あるいは自宅やグループホーム等に送り出し、生活の場を少人数化・小規模化を図ってきました。
2009年4月に新しいサービス体系へ移行し、入所更生施設としての役割を終えました。2018年7月より多機能型事業所「小さき群の里」として新たな歩みをはじめました。利用者一人ひとりの特性を活かせるように、労働や活動の場を展開しています。また、加齢と共に身体機能の低下が著しい利用者を対象に看護師、作業療法士がリハビリを行っています。
◆現況
現在、ご自宅、ののさわ事業所や生活支援センター等のグループホームから利用されている方46名が6か所に分かれた労働科を利用されています。
◆労働科紹介
「農場」
戦後の入植時代に開墾した敷地を野澤タツミ姉から譲り受け、無農薬野菜や無添加の味噌を作っています。できた野菜や味噌は食彩工房マナのお弁当の食材として活用しています。


「畜産ノア薪部門」
力強い利用者の方々が廃木材を利用して薪の生産を行っています。また、ひつじ工房アドナイ・エレと連携し、羊の飼育も行っています。


「畜産ノア養豚部門」
黒豚の飼育を行っています。利用者の方々が餌やりや豚舎の清掃を行いながら愛情をこめてお世話をしています。美味しい豚肉として食彩工房マナのお弁当等で使用されています。



「エフラテ」
奥中山地域から空き缶を回収し、アルミ缶、スチール缶に選別、プレス等のリサイクル作業を行っています。また、利用者さんの楽しみのひとつとしてハウスや畑で野菜や果物を栽培しています。



「ひつじ工房アドナイ・エレ」
羊毛の加工を主体に、奥中山の自然の草木を原料とした草木染めを行い、織物、マットやアクセサリー等の製品を利用者、職員共に協力し合って制作・販売をしています。



「就労継続支援B型 食彩工房マナ」
各労働科や法人内の他事業所で食べるお昼のお弁当やののさわ事業所のグループホームに販売する惣菜を作っています。農場の無農薬野菜や畜産養豚部門の豚肉を使用し、栄養満点な美味しいお弁当です。



活動サポートハレルヤ
小さき群の里では、労働という作業への関わりの難しい方や健康管理での運動保証としての散歩、プール支援、楽しい日中を過ごしていただく目的で造形物創作活動他を作業時間内で実施する取り組みを行っています。



リハビリ紹介
利用者の身体機能低下に伴い、医師による指示を受けた方に対して個々の状態や目的に合わせた機能訓練を看護師、作業療法士により行っています。



◆運営方針
法人の基本理念に基づき、利用者の意思及び人格を尊重し、以下の支援をしていきます。
小さき群の里 今日的使命
1.利用者支援
- 利用者一人ひとりの願いをかなえるため、想いに寄り添うことを大切にします。
- 意思決定できるように選択肢の幅を広げ情報を提供します。
- 利用者一人ひとりのQOLの向上の為に支援者が学びを深め、共有します。
- 日々変わる状態像を正しく理解します。
- 個々の状態像に合った活動を作り出すことを目指します。
2.地域生活
- 地域との繋がりを大切にし、地域資源としての役割を担っていきます。
- 私たちの活動を発信します。
◆小さき群の里の目指すもの
- 私たちは、これまでの歩みに感謝しつつ、祈り、共に手を携え生きていきます。
- 私たちは、人とのつながりを大切にし、恵まれた自然・環境の中で、豊かな社会生活を共に築いていきます。
- 私たちは、一人ひとりを大切にし、思いを受け止め、その人らしく生きられるよう、共に歩んでいきます。
施設概要
名称 | 多機能型事業所小さき群の里 |
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事務所の種類 | 就労継続支援B型、生活介護 |
事業所長 | 服部 勉 |
サービス管理責任者 | 服部 勉 |
事業所番号 | 313200206 |
主たる対象者 | 知的障がい者 |
開始年月日 | 2018年7月1日(1980年4月1日 旧入所更生施設) |
目的 | 障がいの重い方々が充実した日中を過ごしていただけるように支援を行います。「好きなことを仲間とやれること」「障がいが重くても何かすることがあること」そのことを大切にしながら、利用者一人ひとりを尊重し、本人の立場に立った支援を行っていきます。 |
利用時間 | 月曜日-金曜日 9:00-16:00 土曜日はその月によって稼働日が変わります。 |
利用定員 | 生活介護40名 就労継続B型10名 |
職員構成 | 事業所長・サービス管理責任者1名 副事業所長1名 事務員1名 看護師1名 作業療法士1名 栄養士1名 生活支援員19名 生活支援補助職員(パート1名) |