障がいがある、なしに関わらず、お互いが苦手な所、弱い所をカバーし合い、良い所を生かして生活していると感じる毎日

石鉢 亜紀

Aki Ishinohachi

シャローム / 生活支援員


シャロームでは現在20名の利用者さんがせんべい作りのお仕事をしています。20歳代から50歳代の方が電車や送迎を利用しながら自宅やグループホームから通っています。生活介護事業所としてのサービスに加え、作業環境を整え「奥中山高原のおせんべい」「みことばせんべい」など、全国へお届けする菓子製品作りをしています。

作業以外では、日中活動の中で地域の造形教室、陶芸教室やピアノ教室、隣接する学童クラブとの合同の行事(クリスマス会、餅つきなど)や一泊旅行などの各種行事、運動保障でプールに行く、支援計画に添った個別の外出、調理活動なども取り入れ、一人ひとりに合わせた活動のお手伝いを行っています。

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出勤・職員礼拝・打ち合わせ
シャロームではウィズの職員と合同で毎朝、礼拝と打ち合わせを行っています。カナンの園で大切にしているキリスト教に触れる大切な機会として、職員礼拝を行っています。礼拝ではクリスチャンだけに留まらず、すべての職員が、その日毎の当番にあたります。讃美歌と聖書、聖書日課を使って、その日与えられた聖書の箇所や日課に基づいて、個人の感想や想いや日頃感じている事柄等について話をします。他の職員はそれを静かに傾聴する機会となっています。礼拝後には利用者や作業課について、前日の申し送りや一日の流れの確認(行事や欠勤、通院状況などの確認)を行います。電車の到着時間に合わせて、駅を利用して出勤する利用者さんの出迎えに行きます。
利用者さん出勤(自宅やグループホームから出勤)
運動保障のために徒歩出勤をする方もいるので、その方々への安全面での配慮から付き添いを行います。家庭での送迎が難しい方や徒歩での出勤が困難な方については、送迎サービスにて各家庭やホームへお迎えに行きます。
利用者さん出勤後は、その日の健康状態のチェックの為に検温を行います。感染症の季節にはうがいや手洗い、マスクや消毒等の支援を行います。
利用者さんの朝の礼拝・打ち合わせ・作業開始
一日の作業の確認をします。おせんべいの作業は、焼き作業、生地丸め、袋詰め、袋作り、シール貼り、パッキン作り、梱包、発送があります。また、受注作業として、キャンディの箱詰め作業も行います。支援員は利用者の皆さんが各自の仕事がやり易くなるように作業の設定をしたり、下準備をしたり、仕事の説明をしたり、利用者が苦手な事柄や新たな作業種に挑戦する際にサポートします。ハウスキーパーの職員と一緒に昼食の準備をする利用者さんもいます。
昼食・お昼休み
職員は一緒に食事をしながら、利用者の食事の様子を見守ったり、喫食状況について把握したり、服薬等の確認や支援を行います。
昼休みには利用者はパソコンやタブレットを使用しゲームやインターネットを見たり、DVDで映画等を観たり、ミシンを使う縫い物や刺し子、ビーズ等の手芸や読書をしたりと各自好きな事をして過ごしています。職員も一緒に過ごし、時にはお手伝いをします。健康の為の散歩や身体機能維持のためリハビリを行う方もいます。職員はそのサポートや付き添いを行っています。健康維持と午後の活動へ入る前の切り替えとして、毎日利用者と一緒に行っています。
作業開始(午後)
午前の作業の続きや別の作業に取り組む事もあります。利用者さん個々の動きによって、職員の配置も換わります。作業後は作業場所の掃除を利用者さんと一緒にします。掃除の後は、コーヒータイムです。職員は家庭やグループホームの世話人との連絡ノートを書きます。その日の作業内容や出来事や健康面や引き継ぎ、連絡事項について記入します。職員は家庭やグループホームの世話人との連絡ノートを書きます。その日の作業内容や出来事や健康面や引き継ぎ、連絡事項について記入します。
利用者さんのお見送り
駅や、自宅、グループホームへの車両での送迎を行います。運動保障のため徒歩退勤をする人もいるので、職員が安全確認の為、付き添います。事業所内の掃除、消毒を送迎以外の職員が行っています。利用者の一日の様子について振り返りつつ、記録の書き込みをします。
シャローム職員・夕の打ち合わせ
一日の作業、利用者の様子と翌日の体制や仕事、行事等の確認を行います。ヒヤリハットがあれば打ち合わせで確認し、職員の共通の理解とともに、対応策を確認します。製品の発注状況や作業状況についての確認をします。事業所内の掃除、消毒を送迎以外の職員が行っています。業務上で必要となる情報の伝達等が行われます。
退勤
作業課の残務等の整理をしてから退勤となります。また、月の中では夕方以降に会議日が何日かあります。

カナンの園を選んだ理由

利用者さんの優しい声が後押し。


私は学生時代の実習先がヒソプ工房でした。その際に初めてカナンの園の事を知りました。実習初日に同日、入所されたばかりの方を担当させていただきました。入ったばかりで不安だらけの利用者さんと、どのように関係を作っていくかを考え、まずはご本人さん傍に寄り添っていられる存在になろうと思いました。実習期間のたった一か月間という短い間での関わりには限界はありましたが、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。
しかし、同時にもっと末永く、利用者さんの生活や人生に寄り添うお手伝いをしていきたいと思うようになりました。その当時、自分の進路について、高齢者福祉と障がい福祉の2つの分野の中で、どちらで働くか迷っていたのですが、実習で担当をさせて頂いた利用者さんや、一緒に作業をした利用者さんの優しい声が忘れられず、その経験が後押しとなり、カナンの園に就職を決めました。

今後の目標

お互いに助け合える支援を目指して


シャロームの利用者さんと関わる中で、日々、私自身が教えられ学ぶことが多くあります。困っている時、落ち込んでいる時など、利用者さんは職員の少しの変化に誰よりも先に気づき声をかけ助けてくれます。障がいがある、なしに関わらず、お互いが苦手な所、弱い所をカバーし合い、良い所を生かして生活していると感じる毎日です。
今後は、専門知識と技術の習得、それを生かした支援と利用者さんの気持ちにより寄り添えるよう日々学んでいきたいと思います。

OFF SHOT
趣味は温泉やショッピング、旅行、焼き肉を食べることです。休日にゆっくりすることでリフレッシュできます。

CANAAN GROUP