

施設紹介
共に生きる喜び 友と生きる喜び
(奥中山学園歌の一節)
奥中山学園は、開設当初から家庭に代わる生活の場として、出来るだけ小さな規模の生活体で個別に配慮できる暮らしを考えてきました。
親元から離れ、仲間から沢山の刺激をうけながら”大人の生活”へ向けて、精進面や生活技術等の成長を目指す方たちに少しでも適切な支援が出来るよう願っています。
また一人ひとりが自分で選び決めていくことの大切さを感じ、「個別の教育支援計画」に沿って、家庭、学校、その他の連携の軸としながら、一人ひとりが将来、どこでどのような暮らしをしていくか、そのために奥中山学園が何が出来るかを考えています。



◆寮での暮らし



敷地内に一戸建ての家を分散させ、寮ごとに6〜8名が暮らしています。寮では、自分たちで玄関掃除や風呂掃除、食事準備などの役割を担い合い、役割を通して周りから必要とされている実感を培っています。同世代の仲間たちが、お互いに助け合ったり、励ましあうなかで、自分自身を知り、相手も知り、それぞれの良さや違いを感じ合っていきます。
また、寮毎に、畑に野菜を植えたり、花壇を作ったり、草取り、雪かき等を皆で行っています。このような暮らしの営みの一つひとつが自分たちの暮らしを支え、また一人ひとりの内面をもたがやしてくれます。
◆泉


敷地外(学園から2.5km離れた所)に借家を借りて、敷地外訓練棟「泉」を2005年に開設し、主に卒園を見据えたメンバーでの生活をしています。
より自分自身の内面を見つめ、そして将来のより自立した暮らしを想像するための必然を求め、
より社会に近い形で物事を解決していくことを目的としています。
◆作業棟 むつび

敷地内を花いっぱいに出来るように、花の苗を育てたり、野菜を育てるための準備をします。またみんなで調理を集うスペースや、木工や陶芸をするスペースがあります。
◆三愛学舎との連携

主に知的障がいをもつ生徒の特別支援学校です。高等部のみの単独校で、本科3年、専攻科2年、通算5年間で、個性に合わせた青年期教育を行っています。奥中山学園と三愛学舎は理念を共有し密に連携しています。
施設概要
名称 | 奥中山学園 |
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事業所の種類 | 福祉型障害児入所施設 (併設 短期入所事業 日中支援事業) |
事業所長 | 園長 阿部 孝司 |
児童発達管理責任者 | 小林 康忠 |
事業所番号 | 0353200017 |
主たる対象者 | 知的障害児 |
開始年月日 | 1973年 4月 |
目的 | 何らかの理由において、児童を家庭において療育することができないとき、家庭の機能の代替えの場として、子どもの療育を行うほか、思春期・青年期における発達支援を目的としています。 暮らしを通じ、子どもの発達を保証していきます。 |
利用定員 | 40名 |
職員構成 | 園長 1名 副園長 児童発達支援管理責任者 1名 (兼務) 支援員 17名 看護師 1名 栄養士 1名 調理員 2名 ハウスキーパー 2名 事務員 6名 (在宅支援の職員含む) |